中国雲南省麗江 麗江町並み

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◇◆ 麗江ってどんなところ? ◆◇


麗江の基本データ

名称 中華人民共和国雲南省麗江市
  ・王龍ナシ(納西)族自治県
  ・永勝県
  ・蜜翆県
  ・華坪県
  ・古城区
総面積 21,200平方キロメートル
人口 約113万人
民族構成 ナシ族、漢族、ぺー族、イ族、リス族


 麗江の概要 

麗江の町並み
 麗江市の中心である古城区は、雲南省の省都である昆明から約600キロメートル、大理から約200キロメートルの雲南省北西部に位 置する街で、正式には「麗江県城」といい、「大研鎮」とも称されています。
  1997年12月4日、麗江はその独特な民族文化、町並み、歴史が認められユネスコ世界文化遺産に中国で初めて登録されました。そのことによって、麗江は世界中の人々に 共有される文化財になったのです。


麗江 麗江は雲南省の北西高原にある美しい街で、そこには人々があこがれる“シャングリラ” (チベット語:素晴らしいところ)の世界が広がっています。
  金沙江のほとりにあり、玉龍雪山がそびえ、渓谷は険しく、澄んだ水が流れています。麗江は、雲南、四川、チベットの民族文化が溶け合う三角地域にあり、かつては“茶馬古道”がここを走っていました。
 何代にも渡って住んでいたナシ族は、漢族、チベット族、白族の優秀な文化を受け入れ、 独自の文化を作り出しました。
 世界で唯一現在も使われている東巴象形文字、東巴文化、ナシ族古典音楽、いくつかの宗教が合わせた白沙壁画などが今なお残っています。
 宋の終わりから元の時代初期に形成された麗江はすでに800年余りの歴史を持ち、ナシ族文化の代表的なものと言えるでしょう。


 麗江は、中国の他都市とは異なり、漢族、チベット族及び他の周辺民族の文化が取り入れられ、そうした文化がうまく溶け合った町です。また、独特の民族文化に富み、世界的にも長い歴史を持ち、それらが今でも保存されています。
 麗江は、周囲の美しい自然環境や、周辺の山村とうまく調和しています。
 山麓の川のほ とりに位置し、流水は各家を巡り、川のほとりでは柳の枝がそよそよとゆれています。路地にはきれいな小石が敷かれ、人々が行き交う道は晴れの日にほこりが立つことも雨の日に泥にまみれることもありません。


重点保存民家 “三坊一照壁、四合五天井”は典型的な麗江の民家の造りです。
麗江は町並みや家の造り、川の利用にいたるまですべて独特なスタイルを持ち、中国のみならず、建築的にいっても世界で重要な地位 を占めています。
 麗江には、今でもナシ族の伝統的な風習がたくさん残っています。
 人々は、“蟻のように勤勉に働き、蝶のように楽しく生活”しながら古城の文化を発展させつづけています。麗江古城は、過去のものでもなく、また単なる博物館でもない、歴史を持ちながら今後もますます栄えていく街だといえるでしょう。


三坊:戸長の居住する最も立派で軒も高い、正房と正房の両側にある控えめな造りの廂房。
照壁:中庭を挟んで正房の反対側にある厚い壁。
四合五天井:4セットの家屋に5つの中庭

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“ナシ族の故郷”

納西族の女性達  800年以上の歴史をもつ麗江古城は、中国雲南省の北西高原に位置しています。周囲を山々に囲まれ、きれいな水の流れる山紫水明な所です。
 玉龍雪山が町の北側に聳え、その頂上には一年を通して雪が積もっています。
 面積は2.5平方キロメートルで、ナシ族をはじめ4万人が住んでいます。
 町は、自然の丘や小川に沿 って作られています。黛色の瓦と白い壁の家屋は、網の目のように町中を走る道に沿って並び、景観にうまく調和しています。
 市場は多くの人であふれ、とても活気があります。 こうした風景は、まるで「清明上河図」に描かれている生活のようです。

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“水の城”

広場前の洗濯
 古城には、玉龍雪山から清らかな水が流れ込みます。その流れは、町の北側で3つの支流となり、その後10以上に別 れ、さらに通りに沿って町中を巡ります。
人々は、水をせき止めたり、水路を引いたりしてそれを生活に利用しています。水の流れとともに道や橋が続き、町が広がっています。
この美しい水がある限り、町には永遠に花が咲き乱れ、小鳥がさえずりつづけるでしょう。

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“夢の国”

露店
 様々な国、人種、世代の人々が、同じ目的をもってこの町を訪れます。それは、羊の皮の袋に乗って金沙江を渡ってきた元朝の兵士との戦争の跡を訪ねたり、茶馬古道を通 るキャラバンの物語を見つけたり、ナシ族の生活を体験しながらシャングリラの夢の世界に満たされるためです。

 
“文化の融合する町”


 山岳都市麗江では、周囲の様々な文明が調和しています。
 豊かな古代ナシ族社会をナシ語と東巴象形文字によって伝える東巴文化は、漢族とチベット族の文化や宗教とうまく融合されました。
 そして、融合することによって、ナシ音楽、白沙壁画、宗教、建築など独特の文化や芸術が生まれました。ここでは、様々な文化が常に影響を与え合い、更なる発展をしつづけています。

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“ナシ族の古典音楽”

ナシ族の古典音楽
 ナシ族の音楽は、その文化の中で最も素晴らしいもののひとつです。
 唐、宋時代の宮廷の華やかさと、控えめな一般の人々の生活を、その神秘的な音楽でうまく調和させ、古代から現在に伝えています。

“東巴文化”


 雲南、四川、チベットの3つの地域に接している麗江の文化は、漢族文化、チベット文化の影響を強く受けています。
 自然を崇拝していたナシ族の原始宗教は、ラマ教、大乗仏教、道教の影響を受けて、麗江独特の東巴教となりました。東巴教の僧侶は、独特の象形文字で東巴経典を書き、そこにはナシ族先祖の生活ぶりが記載されているので、ナシ族の百科事典といわれています。また、東巴象形文字は、世界で唯一現在も使われている象形文字として知られています。

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